対面キッチンでフラットなオープンキッチンにしたいけど、奥行はどのくらいが適切?75㎝って狭い…?
新築やリフォームをする際、キッチンにはこだわりをもちたいという方はとても多いのではないでしょうか。
壁付けキッチンもありますが、対面キッチンも人気ですよね。
わが家はフラットなオープンキッチンを採用しています。奥行は75㎝です。
家づくりの最中、オープンキッチンで奥行75㎝を採用している方はなかなか見かけなかったので、作業スペースは狭くないのか、油や水はねは気にならないのか、とても不安でした。
この記事では、オープンキッチンで奥行75㎝のキッチンを採用した私が実際に使ってみて感じたことをご紹介します。
この記事はこんな方におすすめ
- キッチンの奥行で悩んでいる
- フラットなオープンキッチン・対面キッチンの採用を検討している
- 奥行75㎝の作業スペースは狭くないのか、実際に使っている人の感想が知りたい
目次
オープンキッチンで奥行75㎝は狭くない!でも油はねガードは必須
結論から言うと、奥行75㎝のオープンキッチンは決して狭くはないけれど、油はねガードはつけるべき!です。
作業スペースは充分にありますが、油はねや水はねは気になります。
実際に使った使用感や、油はね・水はねに関しても詳しく紹介していきます。
わが家のキッチンはこんな感じ。キッチンの前に壁がなく、フラットでオープンなキッチンです。
メーカー:リクシルAS
ペニンシュラ型
幅:255㎝ 奥行:75㎝ 高さ:85㎝
コンロ前の油はねガード無し
ちなみに料理はそこまで好きではなく、凝ったものは作りません。夫とふたり暮らしです。
キッチンの仕様・オプションなどはこちらの記事でも紹介しています。
-
参考リクシルAS|どんなキッチン?メリット・デメリットと使い心地をレビュー
続きを見る
-
参考リクシル|キッチンオプションおすすめ5選!まな板スタンドはいらない?
続きを見る
奥行75㎝のキッチンってどのくらい?
平均の大きさは?
一般的な奥行の大きさはだいたい以下のようです。
壁付けキッチン:60㎝~65㎝
オープンキッチン:75㎝~100㎝
ネットで検索したりSNSで調べてみても、オープンキッチンで奥行が75㎝のキッチンを使用している方はあまり見かけませんでした。
私の感覚的には、フラットな対面キッチンの場合は奥行90㎝以上が多いのではないかという印象です。
個人的にはタカラスタンダードにある奥行80㎝が大きすぎず小さすぎずで好みでしたが、私の選んだリクシルのキッチンにはありませんでした。
奥行90㎝を選ばなかった理由
リクシルのキッチンの場合になりますが、オープンキッチンでは前面に収納ありタイプと収納のないタイプがありました。ほかのメーカーでもどちらか選べるものがあると思います。
奥行75㎝の場合、キッチン前面収納はつけることができません。
キッチンは広いに越したことはないと思い迷いましたが、奥行90㎝以上を選ばなかった理由は以下のとおりです。
奥行90以上:収納なし
奥行90㎝で収納なしの場合、カウンターだけが伸びる、またはメーカーによっては前面の収納部分だけ空間があいたようなかたちになります。キッチンの前で食事をしたり、配膳したりするのに適していると思います。
わが家の場合、キッチンの前で食事する予定はなかったことと、なんとなく見た目があまり好みではなかったこともありこのかたちは選びませんでした。
奥行90以上:収納あり
こちらは収納たっぷりでリビングで使うものなどをしまっておくことができます。
キッチンも広く使うことができて理想的ではありましたが、金額がかなり高くなってしまい断念しました。
結果、狭いかも?という不安はありましたが奥行75㎝になりました。
実際の大きさ・作業スペースは?
二人分の食事を作る際、作業スペースとしては申し分ない広さです。
キッチンでよく使うアイテムを並べてみました。
アパートの壁付けキッチンしか使ったことのない私からしてみると、作業スペースは充分に広く料理もしやすいと感じています。
水回りのショールームで現物を見たときには、必然的に隣には奥行90㎝以上の大きなキッチンが並んでいるので、どうしても大きな方に目が行きがちです。
ですが実際に自分の家に設置するキッチンと考えると、わが家にはこれくらいで十分でした。
部屋の広さに合わせて奥行を考えてみるのもひとつの手です
水はね・油はねは気になるかも
わが家は油はねガードをつけませんでした。これが少し後悔ポイント。
家づくりをしていた当時、油はねガードをつけるか検討しましたが、
- ワークトップとの接地面のお掃除が面倒になりそう
- 汚れそう
- 見た目をすっきりさせたい
以上の理由からつけませんでした。
ですが実際に使ってみるとやはり油はねや水はねは気になります。
わが家はIHコンロです。一般的にはガスコンロよりもIHコンロのほうが油はねはしにくいといわれています。
軽い炒め物の料理や煮込み料理であればほとんど気になりませんが、揚げ焼きをするときにはかなり油がはねるので焦ります。
ですので、油はねガードはつけることをオススメします。水はねに関しては、まだ良い方法を模索中…。
油はねガードについて
油はねガードは、コンロやIHの前に設置される、油はねを受けるためのガラスです。
ほとんどのキッチンのメーカーでは、全面ガラスタイプとハーフタイプがあると思います。
私が今つけるとしたら全面ガラスタイプにします。油って本当に意外と高くまで飛んでいるので…。
とはいえ、油はねガードもそれはそれでお手入れが必要になるもの。
ガラスタイプの油はねガードは使ったことはありませんが、油がはねたら単に布で拭くだけではキレイを保てないかもしれません。
特に私のようなずぼらは、毎日キッチンリセットできないので(;;)
実際に「油はねガード・後悔」「油はねガード・いらない」というブログ記事もいくつか発見しました。
キッチンに備え付けるガラスタイプのほかに、使う時だけフライパンの周りに置くだけのオイルガードを使うのもありですね。
簡単に分解できて食洗機で洗うこともできます。
とりあえずわが家は100円ショップのものを使っていますが、何度か使ったら使い捨てではないオイルガードを検討しようかと思っています。
油はね防止ネット(オイルスクリーン)も気になっています。
こちらはニトリのものですが、100円ショップにも売っているのを見かけました!
オープンキッチンで奥行が広くとれない場合、オイルガードは備え付け・後付け・使い捨てなど、準備しておくことがオススメ
コンパクトキッチンで良かったこと
お金がたくさんあって大きな部屋だったら、奥行100㎝あるどデカイキッチンで料理してみたいものです。
大きなキッチンにはできなかったわが家ですが、作業スペースの使い勝手などは不便はありませんし、良かった点もあります。
奥行75㎝のコンパクトキッチンにして良かったこと
- 見た目がスッキリする
- 価格を抑えることができた
- 部屋が広く使える
①見た目がスッキリする
対面キッチンの中でも、キッチンの前に壁の立ち上がりがあるものもあります。
それと比較するとフラットなオープンキッチンは圧迫感が無くスッキリとした見た目になり、部屋も多少広く見える効果がありました。
②価格を抑えることができた
当たり前ですが、奥行を小さくし、前面の収納をつけなかった分、価格を抑えることができました。
③部屋が広く使える
わが家の場合、キッチンのすぐ前がリビングになっています。
仮にキッチンの奥行を90㎝にしていたら、あまり広く取れなかったリビングスペースがさらに狭くなっていたので、わが家はコンパクトなキッチンで良かったと思っています。
まとめ
新築やリフォームでキッチンを選ぶ際、奥行で悩まれることがあると思います。
ひとつの方法として、間取りや部屋の広さ・家族の人数も視野に入れて考えてみるといいかもしれません。
間取りがまだ決まっていない方は、タウンライフ家づくりで、無料でプロに間取りを作ってもらうのもおすすめです。
プロに間取りを作ってもらうメリット
- 専門家の立場からメリット・デメリットを考えた提案をしてもらえる
- 間取りを比較することでより後悔しない家づくりができる
- 家事動線を優先した間取りなど、ライフスタイルや希望に沿った設計をしてもらえる
\ こちらから簡単3分で申し込み /
設計士さんに何度も間取りを書き直してもらうのって、少し申し訳なくなりますよね…。
少なくとも私はそうでした。
間取りを提案してもらっても、本当にこれでいいのかな?
もっといい間取りがあるんじゃないか?と何度も考えました。
ですが私の経験上、納得できる間取りにすることが後悔しない家づくりには何よりも大切です!
いろいろな間取りを見ることで自分の視野も広がります。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。