この記事では、注文住宅を建てて1年経って感じた【窓についての後悔ポイント】をご紹介します。
また、わが家が採用した虫が入りにくいとされているリクシルの網戸【きれいネット】についてもその効果をレビューしていきます。
家づくり、少しでも後悔のない満足のいく家を建てたいですよね。
これから家づくりをする方への参考になれば幸いです。
この記事はこんな方にオススメ
- 注文住宅・新築を考えている方
- 窓についての後悔ポイントを知りたい方
- リクシルの網戸【きれいネット】について知りたい方
目次
窓についての後悔ポイント
窓の後悔ポイントは大きく分けて3つあります。
- 細長いスリット窓
- 窓の開き方
- お風呂の窓
ひとつずつ解説していきます。
細長いスリット窓
ひとつめは、LDKに設置したこの細長い窓。なんとなくおしゃれ!!という理由から採用しました。
スリット窓と呼ばれる細長い窓になります。後悔している理由は以下の通りです。
- 開けない
- カーテンに困る
- 割れた
開けない
一度も開けたことがありません。
ひとつひとつ開けるのも面倒で、LDKにはほかに大きな引き違い窓があるのでそちらばかり開けています。
ここもひとつの大きな引き違い窓にすればよかった・・・と思っています。
カーテンに困る
この窓は東南に面しているのですが、開けても風があまり通らない上に、夏の朝の日差しがかなり強く、部屋の中が暑くなるのでカーテンが必要でした。
こういった細長いスリット窓には、カーテンよりもロールスクリーンが適切かとは思いますが、床からほぼ天井まであるので長さが230㎝ほど必要になります。
取り付けも大変なうえ、金額もひとつ10,000円~と少し高くなってしまいます。
わが家は以前ロールスクリーンをネットで購入した際、少し使いにくいと感じていたので、ここには通常のカーテンレールとカーテンを取り付ける予定です。
床から天井付近まであるスリット窓を採用する場合は、日当たりや外からの目線はどうなのか・カーテンやロールスクリーンはどうするのか考えておくのがオススメ
割れた
割れた???「どういうこと?」と思いますよね。
まだ新築なのに窓が自然に割れてしまったのです・・・!
家を建ててからちょうど1年がたつころ、突然窓にヒビが入っているのを発見。
細かな破片まで床に落ちているレベルで、少し怖かったです
はっきりした原因は不明ですが、ネットで調べたところ外気との温度差などで割れることがあるそう。
工務店の方に聞いたところ、「年に10件くらいはこのようなことがある」とのこと。・・・あるんだ。
幸い窓は無償で交換してもらえましたが、細長い窓だったために割れやすかった可能性もあるのではと感じました。
※個人的な見解です
窓の開き方・種類について
わが家の窓は3種類あります。
- 引き違い窓
- すべり出し窓
- FIX窓(開かないはめ殺しの窓)
この中のひとつ、【すべり出し窓】には、ハンドルのついたものがあります。
窓の下部にハンドルがついていて、くるくると回すことで窓の開閉ができるものです。
これ、住んでから気づいたのですが、引き違い窓ではないのにもかかわらず、
網戸を開けることなく窓が開けられるんです。
全国の虫嫌いさん、虫の多い地域にお住まいの皆さん、ハンドル付きの窓がおすすめですよ~!
わが家のほとんどの窓は、通常の縦すべり出し窓です。
窓を開けたら、急いで網戸を閉めなければなりません。
また窓を閉める際は、窓に虫さんやカエルさんがくっついていないことを確認してから閉めないと、自ら彼らを家の中に招き入れることになってしまいます。
私の住む地域は周りに畑や田んぼがあり、虫がとても多いです。
そのうえ私は虫が大の苦手なので、全部ハンドル付きの窓が良かった・・・と後悔しています。
虫が苦手な方はハンドル付きの窓をおすすめします
お風呂の窓はいらなかった
お風呂の窓については、夫から「明るいほうがいいから窓が欲しい」という要望があったので窓をつけました。
結果、やっぱりいらなかったかなと思っています。理由は以下の通りです。
- 網戸にカビのようなものがついてしまって落とすのが大変だった
- お風呂には換気扇があるので、採光目的であればFIX窓で充分だった(そして基本夜しかお風呂はいらない)
お風呂は湿気が多くカビなどが生えやすい環境です。
ただでさえ掃除が大変なので、掃除箇所はできるだけ少ないほうがいいと思いました。
お風呂に窓をつける際は、掃除箇所が増えることを想定しておくことが大切
リクシルの網戸:きれいネットについて
わが家の窓はすべてリクシルのものです。
その中でもリビングの大きな引き違い窓の網戸に、きれいネットというものを採用しています。
きれいネットとは
通常の網戸よりも網目が細かくなっており、虫がより入りにくいというもの
きれいネットの特徴
- 糸が細いため、景色がよりクリアに見える
- 風通しが良くなる
- 凹凸が少なく掃除がしやすい
- 虫が入りにくい(一般的な網戸の網目:1.2mm きれいネット:0.9mm)
虫が苦手な私はこれにすると決めていました。
リビングの大きな引き違い窓で採用し、差額は3,000円ほどでした。
【口コミ】きれいネットを実際に使用してどう?
網目が細かくて網戸自体が見えにくいので、「勢いでぶつからないように注意!」とまで言われていました。
実際のところ、「確かに言われてみれば少し細かいかな?」という程度が正直な感想。
見えなくてぶつかるということはおそらくなさそうです。
ほかの窓の網戸と比べたら明らかに網目が細かいことがわかりますが、ちい~さい虫なら通り抜けられそう。
実際、家の中に時々小さな虫はいらっしゃいます
(網戸から来たのか、体にくっついてきたのかは不明ですし、ほかの網戸は通常のものなのでなんともいえませんが)
もし採用を考えている方がいたら、あまり過度な期待はしない方がいいかと思います
まとめ
この記事では、わが家の家づくりの後悔ポイント【窓】についてご紹介しました。
窓はその種類や位置によって思ったよりも部屋の印象を変えたり、採光・空気の入れ替えなど家づくりにおいてとても重要な役割を果たしています。
窓の位置・種類・浴室に窓は必要か?など、事前にしっかりと考えて決めることが大切です。
この記事が少しでも家づくりの参考になれば幸いです。